堺市 産学医連携によるプロジェクトが堺市上下水道局でスタート

令和4年4月21日(木曜日)、大阪府堺市上下水道局は、堺市立総合医療センター(院長:大里 浩樹氏)と職員の健康増進と健康寿命の延伸に向けた調査・研究への協力を目的に連携協定を締結した。

協定に基づく取組みとして、堺市立総合医療センター、関西大学人間健康学部(学部長:村川 浩彦氏)、カゴメ株式会社(代表取締役社長:山口 聡氏)、エーテンラボ株式会社(代表取締役CEO:長坂 剛氏)の4者による産学医連携のパイロットスタディに参加する。

健康経営の取組みの一環として、働く世代を対象に出張健康教室などを実施している堺市立総合医療センターの取組みに協力することで、職員の健康意識を高め、ワーク・ライフ・バランスの実現をめざす。令和4年5月下旬から開始し、効果測定等を行う予定。

今回の産学医連携のプロジェクトは、堺市が公民連携の窓口として設置した「さかい・コネクテッド・デスク」が進める行政と企業とのマッチング事例の一つ。また、首都圏からの事業誘致をめざす堺市東京事務所とNEXTokyo(※)との連携事例でもある。健康寿命の延伸を推進する堺市立総合医療センターと関西大学人間健康学部の取組みに、野菜摂取レベルや推定野菜摂取量を測定できる「ベジチェック」を開発したカゴメ㈱と、習慣化アプリ「みんチャレ」を提供するエーテンラボ㈱が連携するスキームが実現した。

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