【太子町×学校法人村川学園】住民サービスの向上と地域活性化を図るため、包括連携協定を締結!
大阪府太子町(町長:田中 祐二、以下「太子町」)と学校法人村川学園(法人本部:大阪府泉大津市、理事長:村川 秀夫 氏、以下「村川学園」)は、令和5年5月22日に、相互の連携を強化するとともに、双方の持つ専門性やリソースを活用し、住民サービスの向上と地域活性化を図るため、包括連携協定を締結した。
太子町は、聖徳太子御廟や推古天皇陵、二上山などの歴史・文化や自然環境に恵まれた町であり、地域の特産品や観光資源を活かした教育や観光施策を進めている。
村川学園は、大阪調理製菓専門学校をはじめとする調理製菓専門学校等を運営する学校法人。調理及び製菓の専門教育を提供してきた教育機関としての経験と実績を有し、最先端の教育環境を提供するだけでなく、食育やSDGsの推進などの分野において、積極的に公民連携による社会貢献を行っている。
本協定に基づき、太子町の食文化や地域資源を活かした魅力的な商品開発に取り組み、地域活性化を推進していく。具体的な取組みの一つとして、新商品の開発や開業を目指す大阪調理製菓専門学校の学生たちを支援するため、ふるさと納税型クラウドファンディング(※)で調達した資金を活用する新商品開発プロジェクトの実施を予定している。
(※)ふるさと納税制度とクラウドファンディングを組み合わせた制度で、資金の使い道やビジョンを明確にして寄附を募るもの。
このプロジェクトで学生たちが開発した新商品やサービスは、太子町の新たなふるさと納税返礼品として採用される。また、太子カントリー倶楽部内のレストランSAKURAにおいて期間限定で提供される予定としている。
さらに、プロジェクトを通じて、寄附をいただいた支援者の方々に商品やサービスの先行予約や特典品を提供し、感謝の気持ちを伝えるとともに、太子町のファン獲得を図る。
なお、本プロジェクトの実施にあたっては、太子町と太子町がパートナーシップ協定を締結する国内最大級のクラウドファンディングプラットフォーマーである株式会社CAMPFIRE(本社:東京都渋谷区、代表取締役:家入 一真 氏)が、自分の活動に共感してもらうための技術的助言や相談支援など、学生たちの挑戦を伴走支援する。
このほか、協定に基づく具体的な取組みとして、村川学園内の調理実習や製菓実習、保育士養成のカリキュラムにおいて、太子町の特産品であるブドウやミカンなどのフルーツを使用することで、太子町のPRや食材を通じた地域活性を図る。
これらの取組みをきっかけとし、太子町と村川学園は、更に密接に連携を取りながら、太子町の食文化や地域資源を活かした魅力的な商品開発に取り組み、地域活性化を推進していく。
【問合せ】
太子町役場 政策総務部 秘書政策課(公民連携デスク)
住所:大阪府南河内郡太子町大字山田88番地
電話:0721-98-5531(直通)
担当:小泉、富士野